新津晃一、吉原直樹編 「グローバル化とアジア社会」(東信堂,2006年)グローバル化:「人類が地球という空間に共住しているという認識に伴い、 新たな規範を共有化していく過程」ローカル化:「グローバル規範の受容に際してのローカルな場での対応メカニズム」 …

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梶田孝道、丹野清人、樋口直人著 「顔の見えない定住化」(名古屋大学出版会,2005年)第3章 移住システムと移民コミュニティの形成―移民ネットワーク論から見た移住過程―【まとめ】 移住とは…安価な労働力需要に対する自発的従属?? 制約された機会からの「…

Miles, Robert and Brown, Mlacolm (1989,2003) RACISM Second edition, London;Routledge Introduction(3-18) (Said 1983からの引用 省略)多くの社会科学的な概念と同様に、レイシズムは普通に用いられ、意味をもつものである。ここ50年くらいの間で、レイ…

西川長夫著 「[増補]国境の越え方」(平凡社,2001[1992])Ⅲ 日本における文化受容のパターン【要約】 わが国の近代化の過程の中で、欧化主義的な傾向と国粋主義的な傾向の対立・葛藤があり、それが今日まで続いていることがしばしば指摘される。欧化と回帰は日…

西川長夫著 「[増補]国境の越え方」(平凡社,2001[1992])Ⅱ ヨーロッパのオリエント観【要約】 この章ではサイードの『オリエンタリズム』を異文化の交渉という観点から読み直す。その上でサイードが東洋−西洋、われわれ−彼らという二項対立を強調するあまり、…

西川長夫著 「[増補]国境の越え方」(平凡社,2001[1992]) Ⅰ 日常世界の中の世界感覚【要約】 「世界地図」は、地球は諸国家によって構成され国境によって区切られ色分けされた国民がそこに存在する、というイメージを私たちに植え付けている。国民国家による世界…